2017-18 関西シクロクロス#3 マキノ
会場入りしたのが出走50分前というのは初めてかもしれない。
今回は昼の試走は設定されていないし、どうせ滋賀県にいくなら子どもに会いにいこうということで、午前中は妻の実家へいき、その後マキノへ移動。
現地の天気は最高気温8℃ぐらい、雨は降ったり止んだり。会場の芝のところは田んぼ状態。到着してすぐにスタックした。
結構ぎりぎりに会場入りしたので、急ぎ目で受付と着替え、アップを済ませる。
準備は念入りにしたつもりだった
前日から雨というのは覚悟していたので、リアタイヤはマキシスのマッドレスラーに交換していたが、フロントは同じくマキシスのスピードテレーンのままでした。
泥には推奨されていないけど、感覚的にサイドノブがあればいけるだろうと踏んでこのままでいきました。結果として苦しむようなことはなかったのでこれは正解だったと思います。
みんなにはめっちゃ笑われたけど。リアさえマッド対応していればいいんですよ。どうせ泥を乗っていこうとしたらフロント浮かせて漕ぐんだし。
ちなみに一番好きな(一番使ってる)タイヤはサンドタイヤ。リアにサンドタイヤは至高。今回みたいな泥以外はなんでもいける気がする。
もう一つ今回は準備していた物があって、それがこちら。
NAQI ウォームジェルコンペティション3(写真右)
左のスタートオイルはこれまでずっと使ってきたのですが、少なくなってきたこともあって違う物を試そうと。NAQIの中でも一番?暖かくなる製品のようで、購入してすぐ試しに手の甲に塗ると皮膚が薄いからか赤くなって少し痛いぐらい強烈な効果でした。
これを着替える時に脚、腕、背中と首に塗りこみ、脚だけにスタートオイルを追加で塗りこみました。おかげで脚へ泥がほとんどつかず、脚が冷えることは全くありませんでした。
photo by kikuzo。泥棒さんを参考に。
関西シクロクロスのメカニックブースでも展示されているので、興味ある方は覗いてみてもいいかも。
他の装備はいつもと変わらず、ミレーのドライナミックメッシュを下に着て、あとはシクロクロスワンピースを着ただけ。グローブもシューズもソックスもいつも通り。
レースは全然ダメだった
前回の紀ノ川での成績でシードがあったので、2列目でスタート。が、スタートしてすぐかなり後ろに下がってしまった。先週からの風邪がかなり効いている模様。
2周目で指の感覚がなくなる。ブレーキを握れているのかよくわからないけど、リムがシューシュー鳴っているのでそれでブレーキできていることがわかる。どんどんディスクブレーキ化が進む中でいまだにカンチブレーキを使っているけど、この日もレース中はディスクブレーキ特有のあのブレーキ音が鳴り響いていた。ちょっとうるさい。
しばらくすると指の感覚は戻ってきたけど、次はつま先が痛い。どちらも浸水というか、水濡れのせい。
次第にジャージも濡れ、身体全体が冷える。寒い。走っているのに震える。震えすぎなのか、顎が痛い。
途中で霰か雹か、とにかく硬い物が降ってきてこれも痛い。
次第に走る気力がなくなっていき、何度降りようと思ったことか。
photo by kikuzo
ラスト1周まできて、もしかしたら残留チケットがもらえるかもしれないと、謎のポジティブ思考がここで生まれる。なんとか走り切ろう、こう思えるようになってからはなぜか元気になる。気合いでなんとかなることもある。ちなみにこの時点でほぼ最後尾になっていることには全く気づいていない。
残り半周ぐらいで後ろから辻啓氏に追いつかれ、最後まで競ったけどなんとか勝てた。辻さんは右足のソールが八割ぐらい剥がれていたけど。
photo by kikuzo
photo by ようかん
結局最下位ぐらい?リザルトはまだ出ていません(11月21日時点)。たぶん残留チケットもないでしょう。
終わってしばらくは低体温症で震えが止まらず、車の中で死んでいました。動けるようになってすぐに会場すぐ下の温泉へ。近くにあってよかった。
結局雨レースの準備は全然できていなかった
昨シーズンの希望が丘でも同じようなコンディションで走りました。6℃の雨っていう今回よりも酷い状態で。その時も低体温症になり、反省したつもりだったけど、甘かった。
対策として、
・身体を冷やさない
→身体にラップを巻くとかジャージの下にゴミ袋を仕込むとか
・手足の浸水対策
このあたりをしっかりしないといけないな。でも、もう雨レースは走りたくないのが本音。雨レース自体は好きだけど。