2017-18 関西シクロクロス#5 マイアミ

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マイアミは得意だと思っていた。

シクロクロスに出始めた2013〜14シーズンのマイアミC4で3位になってから(自身初のシクロクロス表彰台でもある)、毎年それなりの順位で走れていた。当日家を出るときも、妻から得意のマイアミで残留を決めてこいと言われたりもした。しかし、今年はちょっと違った。

マイアミといえば関西シクロクロスの中でも砂で有名かつ定番コースで、コースレイアウトやその年の砂の状況で乗車率が変わったりする。C1以外の下位カテゴリーはだいたい乗れないので、降車してランニング大会が基本である。

中学時代にソフトテニスを、高校大学と続けて7年間ハンドボールをやってきた自分にとって、ランニングはさほど苦ではない。いや違うな、苦ではなかった。無限インターバルのようなスポーツのハンドボールを社会人になっても1年ぐらいは続けていたので、シクロクロスを始めた頃はまさにランが強かった。それで当時はC4だったけど表彰台に上がれたのかな、と。

それがハンドボールもやらなくなり、今年は普段からランニングすらやらなくなったので、自分の脚で走ることがかなり弱くなった。数年前までシクロクロスでのランは得意だったのに、走れなくなってしまうと、いざ降車して走るぞという時に心肺も筋肉もそうだけど、精神的にもかなり辛くなる。この日も砂浜を走ることが本当に嫌で、脚力もないのに無理に乗車クリアを試みる→失敗してタイムロスした上でランニング、みたいなことを何度も繰り返した。過去の自分を思い出したくないのとちょっとでも楽をしたいという、自分の汚い部分がよくわかる。

 

 レース展開としては、またしてもスタートで失敗した。というか、ホームストレート狭すぎ。抽選でこの日はゼッケン41番。1列5人とかそんなんで何列目かすらわからないぐらい後ろだった。スタートしてその狭いストレートの先で当然のように渋滞。泥棒さんと誰かが落車してた。後ろの方はもう滅茶苦茶だ。走ることが嫌な自分は、周りが走って順位を上げようとしてる中でも乗っていこうとして、結果取り残される。また後ろから追い上げる形となってしまった。

そこからは走るのが嫌なくせに砂で失敗して嫌な思いしながら走らされてしんどくなって、の繰り返し。

少しでも砂で乗れるようにと、フロントタイヤはスピードテレーン、リアはシラクサンドにし、空気圧も1.6(自分のポンプ付属の空気圧計で)にセッティング。スタート前にタイヤを触ってきたみんなから下げすぎやと言われた。実際、舗装路での立ち上がりで何度もタイヤがよれた。ビード落ちしなくて良かった。

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チームメイトや仲のいい知り合いとレースの中のレースをし、応援にもなんとか応えながらフィニッシュ。巨匠カウンターで残留チケットはアウトかな〜と思ってたら、まさかの34位でちょうど66%!

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残留チケット3枚目で無事にC2残留を決めました。 年内に決められて安心した。

 

次の烏丸半島はお休みします。年内はこれでひとまずお終いです。新年一発目の希望が丘は出るつもり。去年のようなことにはならないことを願う。

 

レースが終わってから今日までずっと下痢が続いているのだけれど、なんなんだろう。