第1回 JBCF広島クリテリウム 2018
初開催となった広島クリテリウムに参加してきました。
2018年シーズンが始まってからJBCFのレースに一つも出ていなかったこと、日程や開催地、市街地での公道レースなど、いろんな要因が重なって出ることにしました。
コースは広島市内の工業団地のようなところにTの字を書くように周回するレイアウト。1周1.7km。ホームストレートが700mぐらいで最終コーナーからフィニッシュラインまでが500mぐらいでした。
180度ターンが3回で、コース図を見ただけでインターバルの激しいレースになることは容易に想像できます。でもこういうコース、シクロクロスが好きな自分としてはわりと好きだったりします。シクロクロスもコーナーからの立ち上がりがメインなので。
コース図はJBCFのHPから拝借。
5月には出ることを決めていたのでちゃんとレースに向けて練習しようと思っていたのですが、仕事などで思うようにいかず、結局ほとんど自転車に乗ることすらできずにレースを迎えてしまいました。
そんな状態だったので、目標は完走でした。目標設定が低すぎるという指摘もありそうですが、現状ではこれが精一杯です。
僕の出たE3は8周回でした。スタートはマスドスタートで、並ぶのが遅く最後尾スタートでしたが、シクロクロスよろしく、縫うように前走者を抜いて前へいきます。
第一コーナー。
これたぶんE3だけだと思うんですが、結構な人数が「コーナー!」「ブレーキ!」って叫んでいました。一般レースならまだわかる。でもこのレースは実業団レースです。ほとんどの人は試走していたと思うし、していないとしても最低限コース図ぐらいは見ているはずです。
減速するところぐらい把握してるでしょ。そんなこと叫ばなくても。
別に叫びたい人は叫べばいいって話ですが。疲れますよ。
あとよく声出してる人はちょっと当たったりするだけでうるさく怒鳴ってきたりするので厄介です。
そんなことはどうでもよくて、レースを進めていきます。
1周目はするすると前に上がったりしましたが、やっぱり練習していないのが効いて、すぐに後ろに下がります。
後ろで落ち着いたところで、わざと顔を上げて後ろから集団を見てみました。
フラフラ走っている人が多い。90度コーナーでも変な動きをしていた人いたし、みんなそんなに走るのが下手くそなのかと。
これを見て、前で落車が起きるかもしれないし、どうせ完走ぐらいしかできないなら自主的にレース降りようかと思ったぐらいでした。E3の後方はほんとに危ない。
なんだかんだ5周目ぐらいまで耐えたところで集団から千切れ、同じく千切れた人たちとトレインを組んで走ります。
その中にTRAILBLAZERの池選手(上の写真で僕のすぐ後ろ)がいました。6周目ぐらいだったと思いますが、第一コーナーで僕はこのグループの3番手ぐらいでコーナーに侵入、すると内から池選手がインを突いてきました。インを突くのはまあいいとして、コーナー出口で曲がりきれずに外に膨らんできて、ちゃんと曲がっていた僕らを思いっきり邪魔する形になりました。全員ブレーキしながらオイと一言。僕は彼のことを知っていたので(彼が僕を知っていたかは不明)横から腹を叩いて外に膨らむなと注意しました。あとから思い返すと、知らない人が見たら僕が殴ったように見えたと思うので気をつけるべきでしたね。
そのままこのグループで走り続けて最終コーナーを先頭で通過。立ち上がりでみんな踏んでいきましたが、ここでスプリントしてもポイントが変わるわけでもないしそもそもスプリントするような体力も残ってなかったので、のんびり流してこのグループの後ろにいた人にも抜かれながらフィニッシュ。
結果:E3-1 59位/出走76人、完走69人
なんとか完走はできましたが、もはや運動不足と言っても過言ではない状態でこのレースはキツすぎました。
大会としてはとても良かった。展開も生まれやすいコースで、JPTのレースも観ていてとても面白かったです。
第一回ということでダメなところは多かったですが、それだけ改善できるところがあるということ。今後に期待です。
ぜひ来年も開催して欲しいですね。